【現在の写真も公開】肌断食を始めて3ヶ月経過した今の感想
(※以前アップした記事のリライトです※)
こんにちは。
やのまや(@yanosakamaya)です。
毎日着物生活をしつつミニマルな暮らしを心がけています。
私は2020年3月ごろから肌断食をしていて3ヶ月が経過しました。
肌断食を開始するも初めのころはなかなか効果が得られず、見た目的にも気持ち的にも辛い思いをしたこともありました。
肌断食を始めて3ヶ月たった現在、大きな壁を一つ乗り越えたように肌の状態がよくなってきました。
この期に今回は、私の肌断食開始から3ヶ月までのレポートをしますのでお付き合いいただけますと幸いです。
- 長年の肌荒れに悩んでいる人
- 原因不明の肌荒れに悩んでいる人
- 肌断食のリアルな経過を知りたい人
- 肌断食のリアルなやり方を知りたい人
今回は肌断食について初めて書きますので、私の肌荒れの歴史や症状についても軽く触れていきます。
結論はよ!というはもくじからレポートに飛んでみてくださいね。
- 肌断食のやり方は十人十色
- 私の肌荒れについて
- 肌荒れの原因は?
- 私の肌荒れの症状
- 肌断食を決意するきっかけは、新型コロナウィルスによる一連の騒動
- 肌断食レポート
- 現在の肌の写真を公開!
- つまりは、しつこい肌荒れには肌断食が超オススメ!
肌断食のやり方は十人十色
肌断食と一口に言っても、さまざまなやり方があると思います。
「これが肌断食のやり方だ」という断言はできないほどやり方は十人十色です。
これが私の肌断食のやり方
数々のやり方があるのは前述したのですが、その中でも私がおこなっている肌断食はかなり硬派です!押忍
- 無保湿
- 無洗顔
- 何も塗らない
- ノーメイク
この肌断食のやり方の目的はとにかく顔に触らない!この一点。
肌荒れしている状態は傷だらけなのだと認識して、余計なことを一切せず自身の再生能力に任せて改善していこうというスキンケア方法です。
とにかく顔に触らないという目的なので、お風呂で頭を洗うときにも顔にお湯がかからないように細心の注意を払います。(無洗顔というのは水で洗うこともNGとしています)
衛生的にどうなのかなという多少の不安はありましたが、少しの間の我慢だと割り切って行っていました。
外出のとき日焼け止めも塗りません。肌を露出しない・日傘を使う・ビタミンCを大量摂取をすることで日焼け対策をしています。
何かを塗るということは顔を触ってしまうので避けています。
何も塗らない、洗わないを続けているとかなり見た目が悪くなります。
肌荒れもかなりひどくなり、赤みやモサモサした感じがします。
今まで隠していた本当の肌が顔を出します。正直かなり辛いです。
私の肌荒れについて
元々から肌が綺麗だと実感したことはないのですが、明らかな肌の異変を感じたのは出産から半年経ったくらいからでした。
肌荒れ発症当時の画像を探したのですが、あまり写真が残っていなくてまともな写真をお出しすることができないのですが添付しておきます。
本当にひどいときだとファンデーションやコンシーラーでも隠せないほどでした。
赤くブツブツしていてかゆみもあり、ほんのり熱をもったような状態が続きました。本当にひどい見た目だと思います。
産後半年だとまだまだ体調も本調子ではないですし、細かいトラブルはたくさんありました。
それに加え急に肌荒れまで加わるなんて…と、精神的にかなり辛かったです。
もう何もかも面倒になってしまい「服もメイクもどうだっていいや」と自分の身なりに気を使うことが億劫になってしまいました。
肌荒れの原因は?
- 禁煙
- 禁酒
- 知らない土地への引越し
- 知らない土地での出産
- 知らない土地での子育て
- 過食(特に甘いもの)
肌荒れの原因やきっかけは、思い当たることがたくさんありすぎて特定できませんでした。
短期間でたくさんのイベントがありすぎて肌に出たのかなと考えています。
特に我が子は日中抱っこしていなければダメなタイプだったので食事を用意することもままならず、どうにかソファに座って抱っこしながら食事を取ることはできないかなと考えていて、それだと片手でつまめるものになりがちです。
菓子パンなんかがちょうど良かったわけです(死亡フラグ成立)
妊娠前は菓子パンを食べる習慣などなかったのですが、このころには「便利だな〜」なんてすっかりハマっていました。
糖質が肌に悪いのは常識ですから、完全に自殺行為でしたね。
肌荒れが爆発したタイミングと、菓子パンが主食の時期とが重なっていたのでトドメ刺しちゃったかな?という気がしています。
乳飲み児だった我が子にも悪かったなと思います。いくらなんでも菓子パン製の母乳は虐待だと言われても仕方がないと思います。
一時期のこととはいえ死ぬほど反省しています。
そういったさまざまな要因で肌荒れがひどくなってしまい、そこから丸5年間悩んでいることになります。
私の肌荒れの症状
色々なサイトや動画などを調べた上での自己診断にはなるのですが、私は
「酒さ」か「脂漏性皮膚炎」を患っているのだと思います。
酒さ - 14. 皮膚疾患 - MSDマニュアル プロフェッショナル版
脂漏性皮膚炎 - 14. 皮膚疾患 - MSDマニュアル プロフェッショナル版
なぜ自己診断なのか?皮膚科にはかかっていないのか?
もちろん皮膚科にかかっていこともありました。過去形です。
思ったような改善も見られなかったために治療を諦めてしまったのです。
真面目に一年通ったのですが残念でした。
そのとき通院していたクリニックでの診断は「ニキビ」でした。
そのニキビの原因は「ダニの異常繁殖」でした……( ◠‿◠ )
え?ダニ?こわ!
顕微鏡を見せていただいたのですが、かなりショッキングでした(見せんな)
ヒィ!顔ダニとは?
ニキビダニ - Wikipedia(閲覧注意)
顔ダニ自体は誰の顔の上にも存在していて、普段は顔の毛穴に住んでいて余計な皮脂を食べてくれる人間とは共生の関係です。
ただ、さまざまな原因でそのバランスが崩れてしまうと肌に悪い影響を与えてしまうということなのだそうです。
以下が原因ではないかと言われています。
- ストレス
- 偏った食事
- 睡眠不足
- ステロイド外用薬の使用
どんな治療をしたの?
「ミノマイシン」と「プロトピック」という塗り薬を処方してもらっていました。処方された薬はすごく効果があって飛んで喜んだものでした。
しばらく通っていたある日、皮膚科医に「またひどくなったら来てね」ということを言われて違和感を感じてしました。
治るわけではないの…?
薬を飲み切ってしばらくすると、また肌荒れがぶり返してきたのです。
それまで漫然と医者の言う通りに処方された薬を使用していたのですが、「ミノマイシン」は抗生物質で「プロトピック」はステロイドではないのですが、ステロイドと同じように免疫を抑制するお薬です。
私が調べた感想は、どちらも漫然と長期で使っていいお薬ではないと感じました。
皮膚科の先生からも使用期間を聞かされていませんでした。
ろくに調べもせずに受け身だった自分を殴ってやりたい思いでした。
絶望しました。何だったんだ…この一年は。
ヤブ医者に課金乙!と思われると思いますがそれは違うんです。
保険診療であっても自由診療であっても、病院で受けられる処置は基本的に対症療法です。
カゼ薬のようにせきや熱などにを抑えることはできるけど、カゼそのものを治すということができないように、一般的な西洋医学には原因を取り除くという考え方ではありません。
それまでただなんとなく病院にかかっていましたが、きちんと調べると何も知らなかったんだなと膝から崩れ落ちました。
あまりにも無知で恥ずかしいです。
その後、私の思っていた治療とは違っていたので治療は中止することになります。
その後は普段のスキンケアでなんとかしてみようと考えました。(懲りない)
あれこれと良さそうな化粧品を買っては試してみました。
当然そんなことでは何もよくなりません。
色々試してトドメを刺されたのはS◯-IIの化粧水でした。
つけてからしばらくしたら顔が真っ赤になってしまったんです。(個人の感想です)
BAさんいわく「はじめは赤みやほてりを感じる方もいますが、使っていくうちに慣れますよ!ニコ」ということだったので頑張って半月は使ってみたのですが、状況が良くならないので使用を中止して人にあげてしまいました。
ちなみにあげた人にはすごく合ったようで絶賛していて、引き続き自分でも買って使い続けていたようで感謝されました。
S◯-II完全に心が折れてしまって、敏感肌に優しい化粧品を探すことになります。
そうした折に出会ったのが小林製薬の「ヒフミド」でした。
結論はめっちゃイイ!でした。
超敏感肌になっていた私の肌にも合っていて、しっとりなのにベタベタしなくてモチモチととても満足のいく使用感でした。
ヒフミドを使い始めてから肌の調子も落ち着いてきて、一生使い続けられるような化粧品に出会えたと安心しました。
しかし、それはわりとすぐに終わりを迎えることになります。
「顔に何か塗っていないと肌の調子を保てないのは異常」
「しっとりもちもちの肌は異常であり、健康な人の皮膚は少しだけ乾燥していてサラサラしている」
ということを知ります。頭を鈍器で殴られた感覚でした。
今までしっとりもちもちが美肌の条件だと思い込んでいたので、受け入れ難いものでした。
病院の対症療法と一緒で、肌が乾燥してつっぱるのならベタベタにすればいいという対処だったということに気付かされました。
皮膚炎は皮膚炎。スキンケアで治るわけではないんです。
肌断食を決意するきっかけは、新型コロナウィルスによる一連の騒動
肌改善について調べれば調べるほど肌断食に辿り着くのです。
何も塗らない、触らないことが大切であることが一番の治療だと信じて肌断食を決意します。
とはいえ、女性として日常生活を送る上で顔に何も塗らない、つまりスッピンで出歩けということにかなり抵抗がありました。
メイクを制限されるのがかなりネックで肌断食を決意するも、あと一歩でチャレンジするには至っていませんでした。
そんなとき2020年はじめ、新型コロナウィルスによる一連の騒動で日本はあっという間にマスク社会となってしまい、顔の大部分を隠してしまうことになります。
奇しくもスッピンで活動することが可能になったんです。
肌断食を始めるなら今しかないと確信しました。
肌断食レポート
前置きが長くお待たせしてしまって大変申し訳ございません!
できるだけ詳細に私自身の症状をお伝えしたほうが参考になるかなと思ってのことでした。
それでは私の肌断食レポートをスタートします。
開始〜1ヶ月半
いきなりですが、完全に保湿と洗顔をやめました。
保湿をやめるというのは、化粧水などはもちろんワセリンなども使いません。
お風呂上がりに肌には何もつけません。
洗顔もやめました。お湯や水ですら洗わないことを徹底しました。
とにかく何もつけないし、とにかく顔に触りません。
肌断食一日目はお風呂上がりにつっぱって辛かったのですが、その次の日のお風呂上がりにはつっぱる感覚もなく意外にも大丈夫でした。
肌断食を開始してすぐにやってくる反応が皮剥けと赤みでした。
顔は真っ赤だし、顔の皮がボロボロ容赦なく剥けてしまってかなり見た目が悪かったです。
痒みやほてりなどの症状も少し感じました。
お見苦しい画像で大変申し訳ありません!(土下座)
このときの私の肌は異常なターンオーバーを繰り返してたようです。
本来の私の肌は今の皮剥けのボロボロの状態だったのです。
顔に何かを塗ってベタベタにしていたから剥がれていなかっただけだと考えられます。
このままで本当に大丈夫かな?と不安で涙することもありましたが、想定していた症状だったのでなんとか耐えることができました。
それにしても辛かったですよ。
この時点で脱落してしまう人が多いと思います。
ですが、それはもったいないです。辛くて辛くてたまらないですが、乗り越えると次のステップが見えてきます。
1ヶ月半〜3ヶ月
1ヶ月半経つと辛かった皮剥けは落ち着いてきました。
無保湿と無洗顔は変わらず続けました。
皮剥けの次に現れた症状はカサブタです。(通称モサ)
押し出された古い角質が剥がれずに、べったりとへばりついている状態です。
白っぽいような黄色いような、そんな感じの見た目です。
顔の赤みも収まっていたので一時期よりも見た目はマシになってきました。
遠目で見たらあまり気にならないと思います。
触った感じはザラザラかつベタベタでかなり気持ち悪かったです。
モサの下では新たに押し出された新しい皮膚が控えているので、すぐに剥がしてしまうとまた一からやり直しになってしまうので、絶対に触らず刺激を与えないようにします。
ただ、モサを乗せっぱなしが長くなると本来剥がれるはずの皮膚が乗ったままということなので、新しい皮膚に悪影響ということで適切なタイミングでモサを取る必要があります。
3ヶ月〜
いよいよモサを取ることにしました!
何かモサを取るべくサインがあったのかといえばNOで、完全に勘です。
モサを取る方法は、ぬるま湯でふやかして少しずつ優しく指で剥がしていくというものです。
顔に水をつけること自体が3ヶ月ぶりなのでかなりの緊張しました。
モサを取るときは細心の注意を払って!
最初はごくごくの表面のモサだけで大丈夫です。
一度にやってしまわずに少しづつやっていくのがコツです。何日かに分けましょう。
無理に剥がしてしまうと未完成の肌に負担がかかってしまいます。
モサを取った肌の見た感じはまだまだピカピカでビニール肌然としているのですが、お風呂上がりにつっぱることはありませんでした。
モサの下に控えていた新しい皮膚は、ある程度の強度があったということを示しています。きちんと新しい皮膚はモサの下で育っていてくれたのです。
その後はもちろん皮剥けもないです。後退していなことが分かりました。
本当に感動しました。大きな壁を一つ乗り越えた瞬間でした。
これから肌断食初期の異常なターンオーバーだった皮剥け期から、少しずつ通常のターンオーバーに近づいてくるはずです。
ただ、今回完全に成功だと思えたのは頬だけで、鼻に関してはまだモサが取れる感じはしませんでした。
うまく表現できないのですが、モサが肌から浮いている感じがしなかったのです。
とにかく鼻に関してはまた引き続き触らなければいいだけなので、のんびり構えていこうと思います。
現在の肌の写真を公開!
いかがでしょうか。結構変わったと思いませんか?
これが
これですよ
たったの3ヶ月ですよ。
控えめに言って、奇跡じゃないですか?
つまりは、しつこい肌荒れには肌断食が超オススメ!
いかがでしたか。以上が私の肌断食3ヶ月間のレポートでした。
参考になりましたでしょうか。
あくまで私の体験なので肌断食で得られるメリットは人それぞれなのですが、病院に掛かってもよくならない皮膚炎を患っている方はダメもとで一度肌断食を試してみて欲しいなと強く思います。
確かに肌断食には辛い時期もあるのですが、5年も悩んだ肌荒れがたったの3ヶ月で確実によくなるなんてすごいことだと思いませんか。
しかも無料です!
自由診療のクリニックに掛かるとかでもない、高い化粧品が必要でもありません。無料なのです。
私自身もまだまだ肌改善途中。道半ばです。
元が酷すぎるので、ちょっとやそっとのことではないと理解しています。
1年や2年がかりのことかもしれません。それでもこうして効果を実感したのですから、ゆっくりと取り組んでいきたいと思っています。
おしまい。