【メリットとデメリット】湯シャンを一年続けた結果がスゴイ!
こんにちは。
やのまや(@yanosakamaya)です。
毎日着物生活をしつつミニマルな暮らしを心がけています。
2020年の3月ごろからシャンプーを使わずにお湯だけで洗髪する湯シャンを実践してきて、気が付けばもう一年も継続していました!
今回は湯シャンを一年継続した私の現状や感想をお伝えしたいと思います!
- 湯シャンに興味がある人
- 湯シャンを一年間継続したらどうなるのか知りたい人
- 湯シャンのメリットを知りたい人
- 湯シャンのデメリットが知りたい人
結論、湯シャンめっちゃいい!
結論から言うと、もうシャンプーを使う洗髪には戻れないですね。
メリットが多すぎ。湯シャン最強!
湯シャンを一年継続した現在の私の髪の毛はこんな感じです!
いかがですか。
やっぱりお湯だけなので、なかなかツヤツヤ!サラサラ!綺麗!とはいきませんが特別に悪いこともないですよね?
まさに「自然」という言葉がしっくりくると思います。
湯シャンをすると髪の毛や頭皮がベタベタして重くなってしまうイメージがあると思うのですが、私の場合は逆でシャンプーやトリートメントに含まれるシリコンやオイルによるコーティングが取れて軽く感じています。
猫っ毛の私の髪の毛には変に何かつけるのは合っていないみたいです。
湯シャンのやり方の概要
入浴前にブラッシングをしてざっと汚れや埃などを落とし、シャワーを頭皮に当てながら3〜4分間優しくゴシゴシします。
湯シャンのやり方の詳細はこちらの記事で書いています。
湯シャンを続けたメリット
私が一年間湯シャンを続けて着て感じたメリットを挙げていきます。
湯シャンによるメリットや効果は個人差があるものなのでご承知おきください。
湯シャンによる節約効果がスゴい!
お湯で流すだけになったので今までよりもガス代や水道代も節約できています。
(プロパンガスだからキツイんや…)
- 予洗い
- シャンプー
- すすぎ
- トリートメント
- すすぎ
一般的な5工程だと少なくともシャワーを3回使います。
一方で湯シャンはお湯で洗うのみの1工程なので普通よりお湯を消費しません。
あとは以前に使っていたシャンプー代(シャンプーとトリートメント)が1ヶ月でおよそ7,000円かかっていたので、一年間で84,000円節約になりました!
爆裂な節約効果に引いています…
湯シャンをする以前に使っていたシャンプーが「キアラーレDO-Sシャンプー」(通称ドエスシャンプー)
シャンプーってはじめはいい感じだなと思っていても、使っていくうちにだんだん重さを感じることがあると思うのですが、ドエスシャンプーは余計なコーティングがないので仕上がりが軽くて使用感もずっと変わりません。
湯シャンはちょっと…と踏み出せない方にはドエスシャンプーおすすめです!
ちょっと値がっ張ってしまうのですが、サラサラと軽い仕上がりはもう他のシャンプーには戻れないと感じること間違いなしです。
パッケージのシンプルさもミニマリストが好みそうな感じが◎
髪の毛がロングだったときはトリートメントまで使っていましたが、セミロングからショートくらいであればトリートメントいらないと思いますよ。
トリートメントがなくてもきしむことはなかったです。
ドエスシャンプーを作った美容師さんのサイト
場末のパーマ屋の美容師日記
シャンプージプシーと無縁
シャンプーって銘柄を変えたはじめのころはいい感じだなと思っていても、使っていくうちに段々と使用感が悪くなることないですか?
そんな不満を感じはじめたとき、タイミングを見計ったかのように新製品のシャンプーがドラッグストアの棚にズラリと並んでいるものです。
私も以前は長い間シャンプージプシーをしていました。
「これや!私が求めていたシャンプーはこれなんや!」と思ってもボトルを一本使い切るころには不満が出てきている様な状態でした。
そのうち市販のシャンプーはダメだなと思ってサロン専売品にたどり着くわけなのですが、その最終進化系が湯シャンなのです。
湯シャンなんてジプシーしようがないですね。転々としようがないです。
黙って湯を浴びていればいいのですから。
唯一迷うのはシャワーヘッドの性能くらいでしょうか。
備え付けのシャワーヘッドを使っているというご家庭もあるかとは思うのですが、好みのシャワーヘッドに変えた方が満足度が高いと思います。
我が家で使っているのは三栄水栓製作所の「レイニー」というシャワーヘッドです。
節水効果がるというのが特徴の商品です。
ホームセンターなどに置いてありますので比較的に手に入りやすいシャワーヘッドです。
とりあえずシャワーヘッドを取り替えてみたいと考えている方には手が出しやすいと思います。
節水効果は約50%で年間約20,000円の節約になるそうで、実際に使ってみても蛇口をひねる量が少なくて済む感覚があるのできちんと節水できてるんだなと思います。
節水しているのにシャワーのお湯は細くて優しいのに勢いはちゃんと強くて◎
我が家ではシャワーを手元でストップできるモデルを使っていますが、実際に使ってみてなくても良かったかなと思っています。
手元ストップ機能がついていないモデルは少しリーズナブルになっています。
ウルトラファインバブルのシャワーヘッドも気になりますよね。
ウルトラファインバブルは微細な気泡が毛穴に入り込み、普段では取りきれない汚れまで取り去ってくれるのだそうです。
え?まさに湯シャンにぴったりじゃん!と思いました。
また、ウルトラファインバブルのシャワーを浴びると入浴後の湯冷めもしにくいとのことでその点も魅力ですね。
入浴時間の短縮
ゆーっくり湯船に浸かっても30分くらいで入浴を済ませることができます。
頭から全身まで洗うのに5分程度で済ませることができるので、かなり時短になっています。
(私は長風呂に興味がない人間です)
普段は子どもと一緒に入浴するのですが、子どもにとってのお風呂は遊びの場でもあるのでどうしても時間がかかります。
そんな中で自分を洗う+子どもを洗ってあげるをこなすのは結構大変ですよね。
時間に追われる中ついついシャンプーがおろそかになっていることもあると思います。シャンプーの流し残しなども気になりますね。
やることはお風呂だけではなくその後にも予定はつまっているし、1分でも2分でも時短したいのが母親だと思います。
こんなとき湯シャンであれば全身5分なので子どもを待たせることもなければ、子どもを洗ってあげるのも早いですね。
流し残しの心配もないですから気持ち的にも楽です。
浴室を清潔に保てる
私と子どもは体や頭を洗うのに洗剤を使わないので浴室がかなり汚れにくくなりました。
軽くスポンジでこすって残り湯で流すくらいで十分綺麗になります。
なんとなーく週に一回くらい「今日はお風呂洗剤を使ってこすろうかな」と言う感じでやっています。
お風呂洗剤も手荒れが気になるし、お風呂掃除は入浴中やってしまいたいタイプなのでわざわざ手袋できないし、洗剤を使う頻度が減っているのはとても助かっています。
頭皮の匂いの軽減
湯シャンを続けて一番感じたのが頭皮の匂いの改善です。
以前は前の日の夜にシャンプーをしても夕方に差し掛かるころにはなんとなく頭皮がにおうような気がしていました。
それが湯シャンを続けていると一日を通して頭皮の匂いが変わらないことに気がつきました。
正確にいうと前述したドエスシャンプーを使ってから頭皮の匂いが気にならなくなりました。
今までが洗すぎていたのとシリコンやオイルなどの油分が頭皮に残ったものが酸化して悪さをしていたのではないかと思います。
なので、私の場合はドエスシャンプーを使っていたから湯シャンにチャレンジしてもギャップに苦しむことがなかったのかなと思います。
湯シャンのデメリット
現在の私は湯シャンによるメリットは感じはするもデメリットを感じることはありません。
とはいえ一般的に考えられるデメリットはいくつかあるかもしれないのであげていきたいと思います。
においが気になる
湯シャンを継続することによって不快なにおいがすることはありませんが、無臭もしくは自然な人間臭?になります。
頭皮にゼロ距離で鼻を近づければ気になるのかもしれませんが普通は大丈夫だと思います。
特にお子さんなんかはシャンプーいらないと思いますよ。
大人のようにたくさんの皮脂も出ないですし、汗をかいてもサラサラしてますよね。
ちなみに我が子の頭皮はいつまででも嗅いでいられるくらい自然でいい匂いです。
もう一つが湯シャンをはじめたばかりで頭皮がまだ慣れていなくて脂臭がしてしまうという話はよく聞きます。
その期間を耐えられずに湯シャンを諦めてしまうことが多いようです。
頭皮の匂いが気になる原因で考えられることは、食生活やそれまでに使っていたシャンプーだと思います。
今までシャンプーの香りでマスキングされていたものが露わになってしまうので気になってしまうのも仕方がないですよね。
私もかつて湯シャンにチャレンジして失敗した経験があり、今と食生活も違いましたしシャンプーも市販のものを使っていたのでその二つが原因なのかなと自己分析しています。
入浴の癒し効果が薄い
浴室が無臭です。
シャンプーを使わないので当然そうなってしまいます。
お風呂ではいい香りがする空間で癒されたいと言う考えの方には、なかなか受け入れ難い点かと思います。
湯シャンを取り入れるには「お風呂=癒し」ではなく「お風呂=洗浄と疲労回復」と割り切ることが必要だと思います。
髪の毛からシャンプーの匂いがしない
シャンプーを使わないのだから当然と言えば当然なのですが、髪の毛からふわっとシャンプーの香りがするということがありません。
よく男性が言う、女性とすれ違ったときのシャンプーの香りにドキッとする(本当に?)には応えることができなくなります。悪いね。
というわけで寂しい気もするのですが、どうしても香りが欲しいと思ったら柔軟剤や香水で香りを楽しむということもできます。
変に香り同士がバッティングしなくていいかもしれませんよ。
人に言えない
「私シャンプーしてないんだよね✌︎( 'ω' )✌︎イエア」などとは言えないと思います。
私もブログで書いてはいますが知人などには湯シャンの話はしたことがありません。
きっと変な人だと思われるのがオチです。
プライベートなことなので話す必要もないし、粛々と湯シャンを継続しています。
ちなみに行きつけの美容室にも知らせていません。
隠しているわけではないのですが、私は美容師さんに「シャンプーを使わないで」と言わないタイプなので正直言うタイミングがないんですよね。
シャンプーを一回したくらいで「ぐ…私が今まで積み重ねた湯シャンの歴史が…!」とはならないし、何より美容師さんのシャンプーが気持ち良すぎて断る理由がないんです。
シャンプーを使わないでという指定をして、美容師さんの気持ちいいシャンプーの段取りを邪魔してしまうのはもったいないです。
まあ、いつか何かのきっかけがあったら言おうと思います。
整髪料が使えない
水溶性の整髪料説大丈夫と言われていますが厳密に言うとおすすめしません。
結局洗浄に頼れるのはお湯だけですから、髪の毛や頭皮についているものは少なければ少ないほどいいので何もつけない方が湯シャンには向いていると思います。
どうしてもつける必要に迫られたら「ヘアジャム」とかどうでしょうか。
ドラッグストアで売っているので手にしやすいと思います。
水溶性なので一応お湯で落ちるかと思いますがいつもよりしっかり目にお湯で流すことをおすすめします。
こちらもお湯で落ちると言われている「ザ・プロダクト」
湯シャンを一年間続けた結果まとめ
- シャンプー代や水道約効果
- シャンプージプシーとは無縁
- 入浴時間の短縮
- 浴室を清潔に保てる
- 頭皮の匂いの軽減
- においが気になる
- ヘアケアの楽しみやシャンプーのいい香りがないため入浴の癒し効果が薄い
- 髪の毛からシャンプーの香りがしない
- 湯シャンをしていると人に言えない
- 湯シャン中は整髪料が使えない
湯シャンを続けている立場上ポジショントーク感が否めなく、参考にならないといけないので今回はデメリットもお伝えしました。
とはいえ私は今のところデメリットを感じていなくて快適な湯シャン生活を送ることが出来ています。
もちろんこれからも湯シャンを続けていく思います。
湯シャンに少しでも興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
特に時短と節約の点ではかなり優秀なのでおすすめしたいです。
なんと言っても湯シャンを始めるのは無料ですからね。
はじめから完全湯シャンとはいかなくともシャンプーを二日に一回など少しずつ減らしていき、頭皮をいたわってあげることことからやってみるのもいいと思います。
おしまい。